まごころのお葬式 アローセレモニー

宝塚市内ご寺院様での寺葬/ご自宅での神葬式

1月にお世話をさせていただいたお葬式の中から今月は以下の2件のお葬式をご紹介さていただきます。

宝塚市内ご寺院様での寺葬

宝塚市内にあるご寺院のご住職様がお亡くなりになりました。生前は同宗派の集まりなどによくお越しになっていたのでお顔は存じ上げておりましたが、西宮市外のご寺院様ということもあり私自身あまりお話を伺う機会がございませんでした。ただ、いつも笑顔で周りの方と楽しそうにお話をしておられたのを覚えております。

今回、ご住職様がお亡くなりになる少し前にご長男でいらっしゃる副住職様から葬儀のご相談がありました。万一の際にはご住職様が長年にわたり守ってこられたお寺の本堂からしっかりとお見送りしたいとのことで、どのようにすれば会葬の皆様に失礼やご不便のないように葬儀が執り行えるのか熟慮なさっておられました。お話によると最近のご住職様は例年通り年末年始もお元気にお寺の法会等をしておられたのですが、一月の中頃に突然体調が悪くなり検査のために病院に行かれた際には既に厳しい状況になっていたそうです。

ほどなく、ご逝去のお知らせを受けお寺をご訪問した際には、ご訃報を受けた地域の皆様が次々にご拝顔の為にご住職様の枕元にお越しになり坊守様にお悔やみのお言葉をかけておられました。それだけでなく葬儀にあたっての駐車場の確保や会葬者のご案内、地域の会館の使用許可の申請、受付等できることがあればどんなことでもお任せくださいとお話になっておられました。今回、このように地域の皆様との深いつながりを目の当たりにし、昨今では希薄になりつつある『おかげ様』『恩返し』という言葉の意味を改めて考えさせられることとなりました。

葬儀においてはご寺院様関係、ご檀家様の他、たくさんの地域の方々がご住職様とのお別れを惜しみご参列されました。本当に地域の皆様とのつながりを何よりも大切にされていたご住職様が偲ばれてなりません。ご住職様には心よりご冥福をお祈りいたします。

ご自宅での神葬式

日頃、懇意にさせていただいております神社の神主様から「信者様がお亡くなりになったのでお世話してもらえますか?」とご連絡を頂きました。さっそく、喪主である奥様にご連絡し状況をお聞きすると、ご自宅でご主人様が亡くなられたとのことでした。ご準備の上、ご自宅をご訪問し詳しくお話しをお聞きしたところ、故人様はご遺志として葬儀は奥様お一人だけで自宅から見送って欲しいと生前にお話になっていたそうです。ただ、奥様自身はご自宅で神式のお葬式がきちんとできるのかご心配しておられたので、お打合せでご自宅での神式のお飾りをご提案させていただくと大変ご安心されました。その後、日程のご相談をさせていただいたのですが、この時期は火葬場が大変混みあっている頃でしたので火葬まで1週間お待ちいただくことになりました。私も葬儀の前日まで毎日ドライアイスの交換にご自宅をご訪問し、喪主様から様々な思い出話を聞かせていただきました。そして喪主様はいつも故人様に対してもいろいろと語りかけておられました。その姿をみて、本当に仲の良かったご夫婦だったのだと感じました。

前夜式、葬儀はご自宅に神主様に来ていただき厳かに執り行われました。故人様のご希望通りのお見送りができ喪主様にも大変ご満足いただきました。

ご自宅での神葬式も是非アローセレモニーにお任せ下さい。