まごころのお葬式 アローセレモニー

楠会館別館での家族葬 / 大日寺での家族葬

12月にお世話をさせていただいたお葬式の中から今月は以下の2件のお葬式をご紹介させていただきます。

楠会館別館での家族葬

以前お世話をさせていただいたご家族様より「母が亡くなったのでまた同じようにお世話をお願いします」とご連絡をいただきました。前回のお父様の葬儀の折にも担当させていただき、その時の事はよく覚えておりましたので、すぐに菩提寺様へご連絡し導師のご依頼をさせていただきました。また、前回と同じく菩提寺様に併設の式場での葬儀をご希望でしたので、併せて式場使用のお願いもさせていただきました。

故人様を式場の控室にご安置後は菩提寺様よりお枕経をいただき、その後、葬儀のお打ち合わせをさせていただきました。葬儀は近親者のみでの家族葬をご希望されましたので少人数でのお別れとなりましたが、ピンクを基調とした花祭壇とたくさんのお花に囲まれ、ご家族様の故人様へのお気持ちがとても感じられた温かいお見送りとまりました。

お花で送る家族葬なら是非アローセレモニーにお任せ下さい。

大日寺での家族葬

身内の葬儀を担当させていただきました。故人はわたくしの義理の叔母にあたり、生前はとてもよくしていただいた方でした。知り合った頃から体が悪く入退院を繰り返す生活でしたが、たまに調子のよい時はみんなで一緒に旅行に出かけたり、食事をしたりと、たくさんの思い出がよみがえります。しかし11月末ごろから体調を崩し、主治医から「今回ばかりは覚悟をしておいてください」と告げられました。それから数週間、叔母も頑張りましたが、年末に差し掛かる頃、親族に見守られ息を引き取りました。

叔母からは生前、自分にもしものことがあったらわたしに世話をして欲しいと言われておりました。また、喪主にあたる叔父からも「故人の遺志だから世話したって欲しい」と言われ、お引き受けしました。式場には家族、親族が数日過ごすことを考え、大日寺様の式場をお借りしました。葬儀までの数日は叔母がなるべく寂しくならないように、常に親族やお友達が集まり、昔話などをして賑やかに過ごしました。最後は浄土真宗のご寺院様に読経をいただき、たくさんの花々に囲まれ、深い悲しみのなかでのお別れとなりました。

今回、初めて身内の葬儀の担当をさせていただきましたが、お世話をする立場と親族として送る側の立場にたてたことで、様々な気付きがありました。これからもご家族様の気持ちに寄り添い、謙虚な気持ちでお世話をさせていただけたらと思います。