まごころのお葬式 アローセレモニー

積翠寺別院での家族葬 / ご寺院様本堂でのお葬式

10月にお世話をさせていただいたお葬式の中から今月は以下の 2件のお葬式をご紹介させていただきます。

積翠寺別院での家族葬

「 入院先の病院で父が亡くなったので葬儀のご相談をしたいのですが 」とご長男様よりお電話をいただきました。お話をお聞きすると、ご長男様は仕事の都合で現在は遠方にいらっしゃるのですが、お母様が病院で一緒に付き添っておられるので先に家族葬ができるような式場にご搬送していただきたいとのことでした。ご家族数名でのお見送りをご希望で弊社のホームページをご覧いただいているとのことでしたので、そのまま【 葬儀会館・ホール 】のページをご覧いただき式場のご相談をいたしました。その際に、葬儀に集まる人数も少ないのであまり大きな式場は必要ないとのことで少人数での家族葬に適した積翠寺別院をご希望いただきました。その後、寝台車にて故人様のお迎えに伺い、付き添っておられたお母様とご一緒に式場の方へご案内させていただきました。ご長男様におかれましては早速式場の方に向かっておられるとのことでしたので、あらためてご一緒に葬儀のご相談をさせていただくお約束をいたしました。

その後のお打合せでは葬儀は少人数ですが少し華やかに見送ってあげたいとのことで棺廻りにお花を飾るプランをお選びいただきました。通夜、葬儀は近親者だけのお見送りとなりましたが、故人様を華やかにお見送りすることができご家族様には大変ご満足いただきました。

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ご寺院様本堂でのお葬式

私の尊敬する先輩のお父様がお亡くなりになりました。先輩とは所属団体を通して 10年以上前からのお付き合いで、現在でも様々なイベント等でご一緒させていただいております。その先輩から昨年くらいに「 親父がもうそんなに長くないかもしれへんからその時は頼むな 」と言われておりました。ただ、葬儀社である私の方からあれこれ聞くのも申し訳ないとの思いでそのままとなっておりましたが、今年の夏前にいよいよ本当に長くないとの事をあらためてお聞きしました。今度ばかりは私も、万一の際にはどういった形でお父様をお見送りされたいのかをお聞きすると、今までにご縁のあった方々にお集まりいただき、ご縁の深い場所で葬儀を執り行いたいとのことでした。お父様は古くから阪神西宮駅の近くで歯科診療所をされておりましたが、15年ほど前に代を譲られてからは一歩引いた所で温かくお見守りくださっていたそうです。
今回、ご逝去の報を受け、そのようなお父様を偲び、先輩の友人であるご寺院様を導師にお迎えして、生前に何度か訪れたことのあるお父様にとってゆかりのあるお寺(場所)で葬儀をさせていただくこととなりました。

葬儀のお打合せにおいては、祭壇は凛とした品のある花祭壇をお選びになり、法名の方はご寺院様と相談されて歯科医だったとわかる様な良いお名前をご希望されました。また、お打合わせの時から葬儀が終わるまで、ご親族やご寺院様、私どもスタッフにまで対応が失礼になっていないかと何度もお聞きになられ、ご自身が一番お辛い時期にもかかわらず廻りの方々に常に気配りをされていらっしゃいました。

最後に、喪主挨拶の中で「 旅立ったオヤジがあの世から『 あいつが俺の自慢の息子だ 』と言ってくれているかな 」と言われたのをお聞きし、喪主として先輩のお父様への想いを形にし、お見送りのお手伝いをさせていただけたことをありがたく思いました。故人様には心から哀悼の意を表します。