西宮市内ご寺院様での寺葬(骨本葬)/ 西宮市内キリスト教会でのお葬式
11月にお世話をさせていただいたお葬式の中から今月は以下の 2件のお葬式をご紹介させていただきます。
西宮市内ご寺院様での寺葬(骨本葬)
西宮市内にあるご寺院様の先代住職の寺葬(骨本葬)をさせていただきました。8月の下旬ごろに現住職から「 先代が闘病中で年内はもたないかもしれないので葬儀の心づもりをしておいてほしい 」と突然のご連絡をいただきました。それは、先代住職のお元気なお姿しか思い出せない私どもにとって信じられないようなお知らせでした。いつも、お会いした時には穏やかで、お寺で開催されるイベント行事のお打合せのために例年 11月頃にご訪問させていただくのですが、その際には最後まで私の目をしっかりと見ながらお話を聞いてくださるようなご住職でした。また、多方面においてお付合いの広い方で、その人脈をいかして若い頃からお寺の為に大変ご尽力されてきた方だと伺っています。
ただ、ご連絡から一か月が過ぎた頃に現住職より先代ご逝去のお知らせを受けることになりました。御葬儀は一度近親者のみで密葬をし、満中陰の時期に合わせて寺葬(骨本葬)を執り行うことになりました。寺葬当日は先代住職を偲ばれてたくさんの方々がお参りに来られましたが、葬儀の最後に現住職が故人様に成り代わって喪主御礼のご挨拶をなさいました。
生前の先代住職が話しておられた「 ワシは昔、何の後ろ盾も力もない人間だったが唯一あったものがたくさんの方とのご縁だった。このご縁のおかげで人と人との結びつきができ少しずつではあるがお寺も大きくなる事ができた。」との日常会話のエピソードを紹介され「 このようにたくさんのご縁や出会い、そしてご恩に感謝しています。」とご会葬の皆様にお礼の言葉を述べられました。
まるで先代住職が話されている様な本当に心に残るご挨拶でした。私どもも先代ご住職とのご縁に感謝し、心から御冥福をお祈りいたします。
西宮市内キリスト教会でのお葬式
以前お世話をさせていただいたご家族様よりご主人様がお亡くなりになられたとご一報がありました。詳しくお話をお聞きすると、一度ご自宅に連れてかえってあげたいとのご希望でしたので、病院からご自宅にご搬送しお部屋にてご安置をさせていただきました。その後、ご自宅の方へは教会の牧師先生も駆けつけてくださり、牧師先生を交えて葬儀のご相談をさせていただきました。ご家族様におかれましては、故人様が教会に広く深くご関係をお持ちだったこともあり、たくさんの方にお知らせをしてできる限り多くの人にお別れをしていただきたいとのご希望でした。折しもこの頃はコロナウイルスの感染状況が落ち着いてきている時期でしたので、感染対策を踏まえた上でご家族様のご希望に沿ったご準備をさせていただきました。故人様が通いなれた教会の礼拝堂には華やかな花祭壇のほかにたくさんのご供花もいただき、葬儀にはたくさんの方々が最後のお別れに来られました。
ここ数年はコロナウイルスの影響もあり、たくさんの方に葬儀にお越しいただくことが難しくなっている中で、今回たくさんの方々にお別れをしていただけたことにご家族の皆様も大変ご満足しておられました。
キリスト式でのご葬儀も是非アローセレモニーにお任せください。