まごころのお葬式 アローセレモニー

大日寺での家族葬 / 菩提寺様本堂での家族葬

5月にお世話をさせていただいたお葬式の中から今月は以下の 2件のお葬式をご紹介させていただきます。

大日寺での家族葬

私が所属しております団体の後輩から「 母が亡くなり、葬儀をどのようにすればいいのか全くわからないので相談にのってもらえないでしょうか 」と連絡がありました。詳しくお話を聞かせていただくと葬儀は一般的な仏式で執り行いたいとのご希望でしたが、かなり前にお付合いされていたお寺様とは永らくご縁がないとのことでした。また、ご宗旨が何れかさえも定かではないとのことでしたので、所属団体の先輩でもあり施主様も面識があるお寺の副住職様に葬儀のお願いをさせていただきました。そちらのお寺は浄土真宗のご寺院で副住職様は京都の本願寺で役職をもっておられるほどの方なのですが、ご多忙のところ何とかスケジュール調整をして導師を引き受けていただきました。

葬儀では聞き心地の良い素晴らしいお経をあげてくださり、故人様を厳粛にお見送りすることができました。また、副住職様には仏教の勉強会等では講師をなさっておられることもあり、式の後、皆様が納得できるようなわかりやすいご法話をしてくださいました。あらためて自分自身を見つめ直す為のきっかけを教えていただけたように思います。

施主様には「 いろいろと取り紛れている中で、葬儀を無事に終えることができ本当に助かりました 」と言っていただきました。今回は施主、葬儀社、導師とそれぞれの立場になりましたが、所属団体でのお付合いがご縁で、大切なご家族様のお見送りをさせていただけたことをありがたく思います。

菩提寺様本堂での家族葬

数日前に事前相談でお話をさせていただいた方からのご一報でした。事前のお話で、万一の際には病院から菩提寺様の本堂に直接のご搬送をご希望されておりましたので、すぐにご寺院様にご連絡しご搬送のご準備をさせていただきました。寝台自動車にて故人様をご搬送し菩提寺様の本堂に故人様をご安置させていただいた後、ご住職様よりお枕経のお勤めをいただきました。その後、葬儀に関するお打合わせとなりましたが、事前にある程度、葬儀の詳細を決めていただいておりましたので、葬儀の日程など以外は事前相談の再確認程度のお打合せとなりました。

お打合せの後、喪主様はご主人様のおそばにずっとおられたいご様子でしたが、喪主である妹様のお身体を気遣い「 阿弥陀様に見守られているから、明日のお通夜まで安心して帰ろう 」とお兄様が諭され、この日は一旦お帰りになりました。翌日の通夜、葬儀は本堂に花祭壇を飾らせていただき、喪主様とご兄弟の 3名様でのお別れでしたがしっかりと故人様とお別れをしていただけました。少人数ですが皆様のお気持ちのこもったお葬式となりました。

事前相談は随時承っております。悔いの残らないお葬式のために、どうぞ遠慮なくアローセレモニーにご相談ください。